テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)資格試験の合格率は14%前後と、テクニカルエンジニア資格の中では高めで、情報処理技術者試験の中ではハードウェアの知識や電子回路などについての知識が重点的に問われる唯一の資格の為、電機電子関連やメカトロニクスに関する教育を受けたものしか受験しないといわれています。
上記のような理由でテクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)試験の受験者数自体も少なく、かつ業界からの需要は高い資格なので完全に売り手市場の区分となっています。
平均年収や給料
高度な資格になるほど文系の人間が有利といわれる情報処理資格の中で、ハードウェアの比重が高いため、唯一理系専門的資格の漢字が強いテクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)資格ですが、平均年収的には一般の情報処理技術者の平均年収とあまり変わらないようです。
一般のIT・情報処理系企業の平均年収は400万円~800万円程度ですが、テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)の平均年収もこれに準じるような状況です。
給料以外の特典
組み込みエンジニアなどの中心となるテクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)の有資格者は、様々なメーカーで必要とされています。その為、資格を取ることは転職・就職に有利に働くでしょう。また、こういった電子制御関連の技術をもつメーカーは、技術大国・日本の中核をなす存在です。その内の1人として働くことは、貴方に大きな誇りをもたらすものと考えられます。